武楽座 注目記事

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イタリア・ミラノ国際演劇賞・観客賞最高位受賞、GUCCI創業家4代目グッチオ・グッチより「芸術だ!」と賞賛され、オーストリア・ハプスブルク家晩餐会にて演武披露など、武道×伝統芸能を融合した「武の美」で世界的に注目される演劇集団「武楽座」(代表: 源 光士郎)が、団体初の出演者オーディションを実施します。

今回の演目『神曲 修羅六道』は、イタリア・ルネサンスを代表する詩人ダンテ没後700年を記念し源光士郎が制作したオリジナル演目。

ダンテの代表作『神曲』をベースに、能楽の要素を取り入れた。ダンテが想い人ベアトリーチェを求めて修羅道をさまよう過程で、武士の生き方や美学を目の当たりにし成長する物語。

源光士郎が主要5役を、鮮やかな能装束を着用し刀・薙刀・槍などにより演武する様は当に芸術。琵琶・小鼓・現代音楽・聖歌、先端映像技術も加わる演出を、近作では『VR能 攻殻機動隊』を手掛ける映画監督・映像作家の奥秀太郎が担います。

今回のオーディションでは、11月5日(土)にIHIステージアラウンドシアター(東京・豊洲)で開催する武楽座の最新舞台『神曲 修羅六道』の、羅刹、夜伹、天女役などを演じる16歳以上の演者を募集させていただきます。

プロアマ問わず。特に、武道や能のパフォーマンス、日本伝統芸能に興味がある方の応募をお待ちしております。

▼オーディション応募はこちら
https://pro.form-mailer.jp/fms/2e053a13258298
※締切 2022年6月30日(木)

■オーディションスケジュール
書類選考発表:7月上旬
オーディション本番:7月下旬

■オーディション対象の役
メインキャスト含む男女数名

■応募資格
16歳以上の健康な男女

■武楽『神曲 修羅六道』
上演日:2022年11月5日(土)
会場:IHIステージアラウンドシアター(東京・豊洲)
製作総指揮・作・脚本:源 光士郎(武楽 創始家元)
演出:奥 秀太郎
https://okushutaro.com

演目内容
ダンテ没後700年(没1321年9月14日)記念作品。

ダンテ「神曲」と能の共通点に着目し、キリスト教的な死後の世界を、武士の死生観に置き換えて、ダンテが活躍したイタリア・ルネサンスと、武楽の活動の「サムライ・ルネサンス」とを重ね合わせ、能楽堂で公演することの意義に重きを置きながら、「サムライ」を軸に、武芸と能などの武士文化を融合した「武楽」ならではの、世界初の視点で発表する演目です。

「美は魂を目覚めさせ、行動に導く」
– ダンテ・アリギエーリ

ストーリー
ダンテは、終生理想とした女性ベアトリーチェが若くして他界し、絶望に打ちひしがれ気が付くと暗い森に迷い込んでいた。

大蛇に襲われおびえるダンテを素戔嗚尊が救い、武の真髄と和歌の功徳を語り、神船を授け、ベアトリーチェに会いたくば死後の世界を通り抜けるよう命ずる。ダンテは生きたまま彼岸を目指し、神功皇后から宝剣を授かり修羅道に入る。

源義経、平経正、平知盛と相見え、武士の生き方に感じるものがあり変化していく。そして、ついに修羅道の中心部にて、修羅王と対峙する。


■合格後にかかる費用
稽古場までの交通費や稽古日の食事などは自己負担となります。

■武楽座について
武楽座はイタリア、フランス、イギリス、ドイツ、中国、台湾、ブラジルなど国内外で公演や文化交流を行い、代表の源は、『信長の野望』織田信長役ソリストとしてフルオーケストラとも共演し、来春公開予定の国際映画「歳三の刀」で主演の土方歳三役を勤めるなど、活躍の場を広げています。

武楽『神曲 修羅六道』は、2021年の観世能楽堂(東京・銀座)でのワールドプレミアを皮切りに、2022年5月には東京芸術劇場プレイハウス(東京・池 袋)で再演、「これぞまさに伝統と革新、東洋と西洋文化の融合だ」と絶賛を博しました。

3回目となる次回公演。360°シアターで勇壮で華麗な演武、内容・演出ともにパワーアップした武楽『神曲 修羅六道』の修羅道の世界を生みだします。