創始家元 源光士郎

日本の美を世界へ。

武楽座は、2005年の創起点と2006年の旗揚げ公演以来、世界遺産フィレンツェのサンタクローチェ聖堂での日本映画祭オープニングセレモニーをはじめ、ドイツのザイン城や大使館、国際平和村、フランスではJapanExpoやオーベル城、英国、ベルギー、聖地エルサレム、上海、台湾、ベトナム、遠くはブラジルまで様々な国々、場面で舞台を勤めてまいりました。

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世界の国々で武楽を披露し、またワークショップでの体験を通して、相手を尊重する武道の精神、侍の美意識を伝えることで世界の平和に貢献できると信じ活動しております。

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武術の新たな道。

日本武道の源流「天真正伝香取神道流」では、すべての技に一撃必殺の工夫がなされている一方で、「兵法は平法なり」として、戦うことを厳しく戒め、兵法は平和のための法であり、戦わずして勝利を得ることが最上であると教えています。武楽が大切にしているのは、戦って強さを競うのではなく、その洗練された美を追求する道です。

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世界に和を。

日本文化の中でも、武道は世界中に競技人口五〜六千万人以上と広く普及している文化です。

そして、武道は「強くなりたい」「かっこいい」といった形から入り、その修練の過程で、無駄のない身体操法や惻隠の情、精神面の研鑽もなされる特徴がこざいます。

空手を稽古している人は、柔術も好きとは限りません。
居合を修行したい人は居合を選び、弓道を修行したい人は弓道を選ぶ。

各種武道にはそれぞれの魅力や愛好者があり、武士のたしなみである能の装束を身にまとい、琵琶や笛と言った侍の愛した楽器の演奏との真剣勝負でもある武楽も、他の武道とは異なる魅力で世界に日本の美と心を発信してまいります。

源
武楽座代表 源光士郎


【源光士郎 プロフィール】
2005年に永逝した天の母-日倫響恵-の啓示を受け、「武の美」を提唱、「武楽」を創案。翌年、「武楽座」を創設。
GUCCI家四代目グッチオ・グッチ氏より「芸術だ」、ハプスブルグ家末裔ゲザ・ハプスブルグ大公より「Extraordinary ― 格別にすばらしい」と賞賛される。 2019年、松竹株式会社の協力を得て、イタリア・ミラノにて武楽「信長供養」を公演。同作品で参加した国際演劇賞で、年間を通してオーディエンスが選ぶ最高位賞「1st Premio del Pubblico」を受賞。
イタリア王家サヴォイア家 慈善晩餐会、人間国宝 大倉正之助師と一対一で演じ高い評価を得た「日伊国交150 周年記念オペラガラコンサート」オープニングセレモニー、武蔵一宮氷川神社「明治天皇御親祭150年大祭」奉祝演武、増上寺徳川家康公
400回忌奉納演武、被災地の鹿島御児神社のほか、「フジロックフェスティバル2009」では英国人気バンドと共演。
国外では、世界遺産フィレンツェ「日本映画祭」サンタ・クローチェ聖堂をはじめ、イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、ベルギー、ロシア、イスラエル、中国、台湾、ブラジル、ベトナムなど、世界各国で公演や文化交流事業を行い、「強く やさしく 美しく、世界に和を」を合言葉に、日本の武士道の「美しい強さ」と「和を尊ぶ心」を世界に発信し続けている。
また、「武の美」の表現活動として、毎年「武の美展」「SAMURAI ART展」等を開催。2017年には日本橋三越本店・三越劇場にて戦国武将の末裔の方々やゆかりの品々を招聘・コーディネートし、歴史的な品々と「武楽」舞の時空を超えた共演を果たしたほか、KOEI TECMO「信長の野望」織田信長役としてフルオーケストラ及びゲーム音楽と初共演。以来、2018年、2019年と続けてモスクワ、サンクトペテルブルクでもフルオーケストラと共演し進化版を再演するなど、織田信長公役のソリストとしても活躍。2020年には凸版印刷 VR安土城とコラボレーションし、VR安土城天主閣にて、信長公アバターとして武楽「敦盛」を披露、朝日新聞主催「朝日地球会議」出演。
執筆や学術発表にも注力し、日本武道館発行「月刊 『武道』」に、随筆「武の美が奏でる音楽」(2012)、寄稿「シリーズ武道の可能性を探る 『「武楽」平和で美しい世界を求めて― 武道における芸術性の活用と実践』」(2018)掲載。
鎌倉市民団体 『チームサムライ』 共同代表。鎌倉市大船での松竹120周年記念 映画仮装パレードを開催。開会式の邪気祓いや甲冑武者行列を手がけ、鎌倉音頭の振付も担当。第一回・第二回歴フェス・コンテスト連覇。
2016年「東久邇宮文化褒賞」(文化貢献)、2017年「東久邇宮記念賞」(知的創造)、2018年「第1回 東久邇宮平和賞」 を受賞。日本武道学会会員、美学会会員、民族藝術学会会員、文化産業科学学会会員。
主な作品:2006年『鬼切』、2008年『櫻花』『鬼神』、2009年『日蝕』、2010年『敦盛』、2011年『屋島』『叢雲』、2012年『紅葉狩』、2013年『四十九日』、2014年『鬼姫』、2015年『鬼蜘蛛』、2016年『花供養』、2018年『讃花』『船弁慶』、2019年『信長供養』『双円』、2021年『武神アマビエ』 ほか。


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