武楽座 注目記事

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令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演
ダンテ没後七百年記念作品
武楽 『神曲 修羅六道』
2022年11月5日(土) 19:00 開演
IHIステージアラウンド東京にて開催!


武道×伝統芸能の「サムライ・アート」、イタリア・ミラノ公演が国際演劇賞で観客賞最高位を受賞するなど、世界で活躍し注目を集める「武楽」(ぶがく)。

創始家元の源 光士郎(みなもと・こうしろう)を中心に、15年以上にわたり武楽を世界に発信する武楽座(ぶがくざ)が、劇団☆新感線や 『刀剣乱舞』 などの公演で注目を集める360°シアター 「IHIステージアラウンド東京」に遂に進出します!

武楽座の舞台最新作であり、イタリア・ルネサンスを代表するダンテ・アリギエーリ没後700年を記念して製作された公演、武楽 『神曲 修羅六道』 (しんきょく・しゅらりくどう)。

ダンテの代表作 『神曲』 をベースに、能楽の要素を取り入れ、ダンテが想い人ベアトリーチェを求めて修羅道をさまよう過程で、武士の生き方やその美学を目の当たりにして成長する物語です。

武楽 『神曲 修羅六道』 は、2019年の観世能楽堂(東京・銀座)ワールドプレミアを皮切りに、2022年5月には東京芸術劇場プレイハウス(東京・池袋)での再演を行い、今回で3回目の上演となります。

 

公演概要は こちら
チケット情報は
こちら

チケット好評発売中!
https://www.confetti-web.com/bugaku2022/  ほか

 

武楽『神曲 修羅六道』公演パンフレットより  


武楽 『神曲 修羅六道』 ダイジェスト
ワールドプレミア・初演 (観世能楽堂(GINZA SIX内))



■ みどころ


◆ ベアトリーチェ役に、国際派女優・美波の出演が決定!

この度、ダンテの永遠の思い人で、本作で重要な役割を果たすベアトリーチェ役に、話題の映画『MINAMATA』 でヒロインとしてジョニー・デップ氏の妻役をつとめ、国際的にも注目を集める女優、美波さんの出演が決定いたしました!

また新たな武楽 『神曲 修羅六道』 の世界を、美波さんと、そして皆さまとご一緒に創り上げていけますことを、大変楽しみにしております。


◆ AI 共存絵画 『神曲 修羅六道』 × IHIステージアラウンド東京・巨大スクリーンが驚愕の融合! ― 観る者を異界へ誘う

武楽 創始家元 源 光士郎 が、画像生成AIと共に描く新たなアートプロジェクト 「AI共存芸術」

『神曲 修羅六道』の世界を描いたAI共存絵画が、IHIステージアラウンド東京の巨大スクリーンに登場し異界・修羅道への観客を誘います!

画像生成AIの描き出す世界を電脳世界と捉え、電脳世界を現代の「異界」と解釈し、能のシテが異界から現実世界に来訪するように、登場キャラクターや観客は『神曲 修羅六道』の世界を行き来することになります。

 

【AI共存絵画】『神曲 修羅六道』
(C) 源 光士郎/アート集団「波羅蜜多」

◆ 文化庁芸術祭参加公演

本公演、武楽 『神曲 修羅六道』 は、
令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演
として正式に承認されました。

これもひとえに、皆さまのお力添えの賜物と、心より感謝いたしまして厚く御礼申し上げます。
我々武楽座にとりましては大きな挑戦の舞台となりますが、身が引き締まる思いで日々公演準備を進めております。
引き続き、皆さまのお力添え、ご支援、ご協力を賜れますと幸甚に存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

文化庁芸術祭HP

https://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/jutenshien/geijutsusai/

令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演
特設ホームページ
武楽『神曲 修羅六道』公演情報が掲載されました。
11/5 関東・演劇の部をご覧ください。

https://geijutsusaiboshu.bunka.go.jp/calendar/index.html?m=11

 

武楽『神曲 修羅六道』 より / 源 光士郎・南 圭介 (2022年5月1日 東京芸術劇場 プレイハウス) )

◆多彩な出演者

本作の総指揮・脚本であり、シテ5役を勤めるのは、源 光士郎 (武楽 創始家元)。
全て異なる能装束と武具で勤めあげ、作品テーマである「武の美」を体現し、修羅道を旅するダンテを通して「武の美」や「美し生き方とは」を現代人に投げかけます。
武楽の命題 「武道の芸術性を藝術(アート)に昇華する」 まさにその表現舞台を、目に焼き付けよう!

戦隊シリーズに出演後、映画、テレビ、舞台と多方面で活躍する 南 圭介 が、初演から続いて3度目のダンテ役を担います。
ダンテの目は、観客の目。
さらに深く大きなダンテの成長譚を描いていきます。

5月公演に続き、武楽『神曲』でHKT48卒業後初の舞台・日本伝統芸能に挑んだ田島芽瑠も、本物の甲冑を着用した演武で、神功皇后役に再び挑みます。

さらに、映像とのコラボレーションを先駆け、ラグビーW杯 2019 東京の開会式でもパフォーマンスを行った、世界で活躍するサカクラカツミも再登場。
ダンテが最期に対峙する「修羅王」(源 光士郎 5役) の宿敵 「帝釈天」 の演武にも注目!

その他、武道×能の「武楽」を軸としながら、能楽・神楽・古武術・琵琶・殺陣・ダンスなど、各界で活躍し、武楽座の表現と挑戦に共感したアーティスト・スタッフ・日本伝統文化芸能の担い手とともに、武楽座初のオーディションを開催し集まった、多彩な出演者たちが集結!

VR能『攻殻機動隊』演出の奥秀太郎による 360°回転するステージの特性を生かした演出。
明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科教授・福地健太郎による先端映像技術が武楽と連動する映像表現。
そして、源 光士郎 が今まで見たことのない世界を画策しています!

豪華なキャストたちのめくるめく共演、勇壮で華麗な演武、内容・演出ともにパワーアップした 武楽 『神曲 修羅六道』 が360°シアターで一体どんな修羅道の世界を魅せてくれるのか、ぜひ注目してください!

―― 武道や伝統芸能の印象が、大きく変わるかもしません。

 



■ 公演概要

令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演
ダンテ没後七百年記念作品
武楽 『 神曲 修羅六道 』


製作総指揮・作・脚本 : 源 光士郎
演出 : 奥 秀太郎
主催 : 武楽座/武楽 BUGAKU – Samurai Art
日時 : 2022年11月5日 (土)
    18:00 開場 / 19:00 開演 (20:45 終演予定)
会場 : IHIステージアラウンド東京
    東京都江東区豊洲6-4-25

    https://www.tbs.co.jp/stagearound/


■ ストーリー

永遠の恋人ベアトリーチェの死に絶望し、暗い森に迷い込んだダンテは、彼女に会いたくば死後の世界を通り抜けるよう、素戔嗚尊(すさのおのみこと)により命じられる。
ダンテは憂惧するも彼岸を目指し、「修羅道」へ。
神功皇后、源義経、平経正、平知盛とあいまみえ、ダンテはついに修羅王と対峙する――。


■ 演目内容

「美は魂を目覚めさせ、行動に導く」 
― ダンテ・アリギエーリ

ダンテ没後700年(没1321年9月14日)記念作品。

ダンテ「神曲」と能の謡曲の共通点に着目し、キリスト教的な死後の世界を、武士の死生観に置き換えて、ダンテが先駆者のイタリア・ルネサンスと、武楽の活動が「サムライ・ルネサンス」であることを重ね合わせ、「サムライ」を軸に武芸と能などの武士文化を融合した「武楽」ならではの視点で発表する、武楽座・最新作。

観る者は、修羅道を旅する詩人ダンテを通して、武楽が主題とする「武の美」の「美しい生き方」や、武士の名誉を重んじる生き方、死生観、その美学や行動原理を共に体験し、目撃者となる。

 


武楽『神曲 修羅六道』公演パンフレットより

■ キャスト

素戔嗚尊・源義経・平経正・平知盛・修羅王(シテ五役) :
源 光士郎 (武楽 創始家元)

ベアトリーチェ : 美波
ダンテ・アリギエーリ : 南 圭介

帝釈天 : サカクラカツミ
神功皇后 : 田島 芽瑠

武蔵坊弁慶 (月蜘蛛) : 石山 裕雅 (無形文化財「武州里神楽」石山社中 十世宗家家元)
琵琶法師 : 須田 隆久 (絃月流 創始)

小鼓・能管・謡・鳴物 : 今井 尋也

大蛇:石見神楽 亀山社中 小川 徹・宇野 浩央

******************************

神妃舎支(シャシー):高橋 結希
毘沙門天/夜叉:仲井和 るな(凜派)
護法童子:西村 恵

修羅王側近 荼伽(ダーカ):市来崎 大祐

天人/夜叉:菊地 美緒(舞踊団バリアージ)
天人/夜叉:岩見 理奈

玻璃の精:大家 千幸
玻璃の精:小林 日香里

羅刹女:宮本 杏子(10・Quatre)
    柏原 音夢(武楽座)

夜叉:松本 晃実(志伝流)
   ヤマグチ リオ
   萌果
   岩崎 碧

 


源 光士郎(武楽 創始家元)
製作総指揮・作・脚本
素戔嗚尊・源義経・平経正・平知盛・修羅王 役 (シテ五役)

「ご好評をいただき、今度は360°舞台ステージアラウンド東京にて『神曲 修羅六道』を再演させていただきます。美波さんをはじめ、新たなるキャストも加わり最高の作品に仕上げて参ります。回転機構も活かしつつ、新たな試みとして電脳空間を現代の異界と捉え、現実世界との関係性を問う伝統芸能ならぬ「電脳芸能」としても生まれ変わろうとしています。どうぞ皆様も体験してください」

<プロフィール>

武楽座 代表/武楽 BUGAKU – Samurai Art 創始家元
「武の美」をテーマに、武士が研鑽した武道と、能など武士がたしなみとした伝統芸能の所作を組み合わせた総合芸術「武楽」を創案、「武楽座」創設。GUCCI 創業家4代目グッチオ・グッチ氏より「芸術だ」と賞賛される。2019年 ミラノ公演 「BUGAKU – Samurai Art : 武楽 『信長供養』」 で参加した国際演劇賞にて、観客賞・最高位賞 「1st Premil del Pubblico」を受賞。
イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、エルサエム、ロシア、中国、台湾、ネパール、ブラジルなど、世界各国で公演や文化交流事業を行うとともに、織田信長公役ソリストとしても活躍の場を広げ、VR安土城天主閣での演武や、KOEI TECMO 『信長の野望』 シリーズを題材とするコンサートを中心に、モスクワなど国内外でフルオーケストラとの共演を重ねる。 国内でも「フジロックフェスティバル2009」など多数のイベントに出演。2020年に 「武楽」 誕生15周年を迎え、2021年 「武の美」 の金字塔、ダンテ没後700年記念作品 ・ 武楽 『神曲 修羅六道』 を発表。2022年、アートプロジェクト 「AI共存芸術」 を発表。日露合作映画 『歳三の刀』 (主演・土方歳三役) 公開予定。武楽 代表作に 『鬼切』  『鬼神』  『日蝕』  『敦盛』  『屋島』  『叢雲』  『紅葉狩』  『鬼蜘蛛』  『讃花』  『船弁慶』  『武神アマビエ』 ほか。

 


美波 : ベアトリーチェ役


南 圭介  :  ダンテ・アリギエーリ 役

「初演からダンテ役をやらせて頂き、今回もダンテとして携われる事に感謝しています。
 劇場毎に、その場所で出せる最大限の魅力を届けてきた 『神曲 修羅六道』。今回は客席が360°回転するIHIステージアラウンド東京での上演ということで、今からどのような作品を届ける事が出来るのか楽しみにしています。
 今までの繋がりと新たなる出会いから始まる一期一会な『神曲』。この秋、皆さんと共有出来たら嬉しいです。是非お楽しみに!」

<プロフィール>

1985年7月3日生 東京都出身
2004年に映画「少年と星と自転車」でデビュー。
2006年にミュージカル「テニスの王子様」手塚国光役に選ばれる。 2017年には「宇宙戦隊キュウレンジャー」ホウオウソルジャー/鳳ツルギ役に抜擢され30歳を越えての変身を果たす。
今年に入り舞台「ガリレオ★CV2」「ROOTERS」と二回連続で主演を務めあげた。
また、難関の世界遺産検定1級を獲得し、その資格を生かした番組MX「OUR WONDERFUL WORLD」が放送された。現在は、EテレのNHK高校講座「地理総合」に出演中。10月からは連続ドラマにレギュラー出演と11月には出演映画の公開を控えている。
武楽『神曲 修羅六道』には初回からダンテ役として出演、今回は更に進化したダンテに期待が高まっている。

武楽『神曲 修羅六道』 より/南 圭介 (2021年11月9日 観世能楽堂)

サカクラカツミ:帝釈天 役

「愛する人のために幾多の苦難を乗り越え前に進むダンテ。彼は人間の”業”を目の当たりにします、が同時に人として大切にしなければいけない徳も学びます。それこそが古今東西変わらぬ人間の本質であり、多くの情報があふれ、人間がそれに対応できなくなっている現代にこそ必要な”感覚”なのではないでしょうか。是非、多くの方にご覧いただき、あなた自身の在り方を再発見して欲しいと思っています」

<プロフィール>

日本の武道の特異な「動き、リズム、精神性」を総合芸術として表現するパフォーミングアート「藝武」を創始。研ぎ澄まされた武道の技を『アート』として世界へ発信している。現在41ヵ国から招聘されパフォーマンスを行い、21ヵ国のTV番組に出演。ラグビーW杯2019日本大会の開会式やクアラルンプールにて行われたIOC国際オリンピック委員会総会の開会式など世界規模のイベントにてパフォーマンスを務める。2022年、内閣府が主管する「クールジャパンマッチングアワード」を受賞。 武楽 『神曲 修羅六道』 には2022年5月公演に続いて出演。

武楽『神曲 修羅六道』 より/源 光士郎・サカクラカツミ (2022年5月1日 東京芸術劇場プレイハウス)

田島芽瑠 (元HKT48): 神功皇后 役

「前回5月公演に引き続き今回も神功皇后役で出演させていただくことになりました田島芽瑠です。初めての舞や謡にドキドキだった初出演でしたが、また作品に携われることがとても嬉しいです!
今回はどんな挑戦が待っているのか楽しみです。全力で頑張ります。よろしくお願い致します」

<プロフィール>

2000年1月7日生まれ 福岡県出身。
幼い頃から歌が好きで2012年にHKT48の第2期生として活動を開始。HKT48初のオリジナル曲「初恋バタフライ」、デビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」でセンターを務めた。2018年に開催された第10回 AKB48 53rd シングル世界選抜総選挙にて26位を獲得。
主な出演作に映画「泣くな赤鬼」、テレビ東京「吉祥寺ルーザーズ」、劇団ノーミーツ旗揚げ生配信公演「門外不出モラトリアム」、舞台「ロミオ&ジュリエット」、「ドラマチックハイスクール」や博多座「仁義なき戦い」など。九州朝日放送の情報ワイド番組「アサデス。」にて中継リポーターも務めた。読書が趣味で小学館の小説丸にて田島芽瑠の「読メル幸せ」を連載中。
武楽 『神曲 修羅六道』 には2022年5月公演に続いて出演、本物の甲冑を着用した演武に再び挑む。

武楽『神曲 修羅六道』 より/田島 芽瑠 (2022年5月1日 東京芸術劇場プレイハウス)

 


石山 裕雅:武蔵坊弁慶(月蜘蛛) 役

(無形文化財「武州里神楽」石山社中 十世宗家家元)

<プロフィール>

創始300年、四世紀に亘り武蔵国に里神楽を相伝してきた無形文化財「武州里神楽」石山社中の十世嫡子として生まれ、八世政雄・九世大隅に勲陶を受ける。
「若山社中」丸謙次郎、長唄三味線・今藤長由利に師事。四世家元 若山胤雄に勲陶を受ける。能楽観世流シテ方・遠藤喜久に師事。各神社、大河ドラマ、CM、歌舞伎座、国立劇場、水戯庵などに出演。CD「笛の季節」「和を以て」リリースし、海外でも広く愛好される。
主催公演多数。平成30 年度文化庁芸術祭に参加。有料オンラインサロンを運営。ふるさと納税に貢献する神楽フード・グッズのプロデュース。笛・舞・太鼓・謡・演出など全てに精通し、一流プレーヤーとの共演多数。神楽の長者“太夫”と称される唯一無二の伝統芸術家であり、広い芸域と深い見識を元に分かりやすく伝統芸能を紐解く語り部として日本学ユニバーシティ教授、日本道師範代行を勤める。

 


須田 隆久 (絃月流 創始): 琵琶法師

初演、再演、再々演と琵琶法師のお役を与えて頂いておりますこと、武楽座 源 光士郎 創始に感謝申し上げます。
「時空を旅する現代の吟遊詩人」として活動している私は、この作品で琵琶法師としてダンテと共に旅出来ることを大変光栄に存じます。
ダンテが彷徨い歩く修羅六道を
薩摩琵琶、楽琵琶、螺鈿紫檀五絃琵琶という三種の琵琶で奏で分け、
言霊 心 声に発し、
音霊 祈り 絃にはじく。
そんなスリリングな瞬間を、必死に勤めます。

<プロフィール>

フラメンコ弾き語り/琵琶奏者/音楽プロデューサー
フラメンコを生業にするにつれ自身のルーツの追求をはじめ、鶴田流の薩摩琵琶を国内外にて弾き語り、能楽の謡いを二流派から学ぶ。
自らを「現代の吟遊詩人」と名乗り、フラメンコ/琵琶の絃語りを中心として、歌/打楽器/絃楽器で様々な国の歌を歌い、2020年自身の流派「絃月流」を立ち上げる。
他分野とのコラボは多岐に渉り、フラメンコ、能楽、雅楽、シャンソン、アラブ音楽、クラシックなど、その多様性に限界を作らずに活動している。
2016年より国立能楽堂をはじめ、数々の能楽堂にて琵琶演奏を披露。2016年グルジア国、アルメニア国の在日本大使館主催、2018年フランス パリでの海外能楽公演に出演。2020年5種類の絃楽器によるCDアルバム「絃月」リリース。

 


今井 尋也:小鼓・能管・謡・鳴物

<プロフィール>

小鼓演奏家・能役者・演出家・武蔵野美術大学講師・2021年日本演出者協会優秀賞受賞。
幼少期より祖父より能を学ぶ。10代より能の舞台で活躍し、国立能楽堂、東京芸大を経てフリーの小鼓演奏家として国内外を問わずジャンル超越して活躍中。古典から現代音楽まで幅広い音楽性と迫力の肉声、美しい鼓の音色で小鼓演奏の可能性を極限まで追求している。自身が主宰するシルクロード能楽会では作・演出・音楽を担当。フィリップ・デユクフレやジェローム・ベル、小池博史といった国内外の演出家の舞台出演や中之条ビエンナーレパフォーマンスディレクターなど現代演劇からダンス、音楽、美術等幅広く活動している。又、近年では地方の民話や神話を題材にした新作能の脚本・演出・音楽も多数手掛けている。東京、神奈川、群馬等で定期的に能楽教室開催中。http://www.megalo.biz

 


大蛇:石見神楽 亀山社中 小川 徹・宇野 浩央

<石見神楽とは>

石見神楽は、島根県西部・石見地方で伝承される民俗芸能です。各地域(ムラ)ごとに神職が神楽を担って時代から350年以上の歴史があると言われており、現在でも豊かな個性を持った石見神楽が伝承され、秋になると毎晩のようにどこかで神楽の音色が聞こえてきます。

なかでも浜田市は、石見神楽に必要不可欠な「石見神楽面」、「石見神楽蛇胴」、「石見神楽衣裳」、「石見神楽花火」をうみだしたまちです。これらの伝統的なものづくりには、同じく浜田で伝承される「石州和紙」は欠かすことができません。地域で連綿と受け継がれてきたものづくりの技術と生活の知恵、粋が凝縮されています。

また、石見神楽を代表する「石見神楽八調子」、「校定石見神楽台本」を創りだしたまちでもあります。この、浜田の伝統的なものづくり文化と舞への取り組みが現在の石見神楽を創り出し、支えてきたのです。まさに「石見神楽を創りだしたまち」です。

 なかでも、石見神楽といえば、演目「大蛇」。この「大蛇」で使われる蛇胴、蛇頭はもちろん、舞法もすべて浜田が創り、いまや、地域を飛び出して、日本全国、世界各地にまでひろく石見神楽の代名詞となりました。

石見神楽亀山社中 代表 小川 徹
石見神楽亀山社中 宇野 浩央

<プロフィール> 小川 徹

(石見神楽 亀山社中 代表)

 浜田市生まれ。9歳の時に舞と奏楽を習い、以来、石見神楽のいち舞手として、継承活動を行う。1999年「石見神楽亀山社中」を創立、「温故知新」を社中理念に掲げ、「絶対的継承」と「創造的継承」の意義を探求しながら、郷土が誇る石見神楽文化の継承と発信を模索。地元・浜田をはじめ、県内外で多数の奉納・公演を行っている。

 石見神楽は、日本を代表する民俗芸能として、国内外での上演機会が多いため、社中での活動のほか、「浜田石見神楽社中連絡協議会」の一員として、北海道から沖縄までの日本各地での公演や、デンマーク・サウジアラビア・インド・中国・ベトナム・台湾などの海外公演にも参加。

神楽人生も45年を数えたいま、浜田の石見神楽の伝統的なものづくりや伝統の舞法などの石見神楽文化の研究調査を行い、先輩の教えや想いを後世に残すため、筆を執っている。 

  


武楽『神曲 修羅六道』 より / 源 光士郎 (2021年11月5日 観世能楽堂)

■スタッフ

製作総指揮・作・脚本 : 源 光士郎 (武楽 創始家元)

演出 : 奥 秀太郎

地謡(録音)
 シテ方観世流
  武田 友志/武田 文志/佐川 勝貴
囃子方(録音)
 笛方  一噌流 藤田 貴寛
 小鼓方 大倉流 田邊 恭資
 大鼓方 葛野流 亀井 洋佑
 太鼓方 観世流 小寺 真佐人

音楽 : Yami Kurae (Jacopo Bortolussi and Matteo Polato)
    feat. Nicola Negri (trumpets), Andrea Davì (percussions)
琵琶語り作曲 : 須田 隆久(絃月流 創始)

テーマ曲 『ホシアナ』
歌唱 : 本岩 孝之
作詞 : 源 光士郎
作曲・編曲 : 松崎 劇

イタリア語朗読 : ロレンツォ・バスティーダ(ダンテ協会 詩人)
脚本協力 : 藤 藏
武楽振付 : 源 光士郎 (武楽 創始家元)
神楽振付 : 石山 裕雅 (無形文化財「武州里神楽」石山社中 十世宗家家元)

映像 : 福地 健太郎  (明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科教授)
舞台監督 : 田中 翼
音響 : 田上 篤志 (atSound)
照明 : 大波多 秀起

面・装束 : 武楽座/石山社中
衣装 : 松竹衣装/武楽座/石山社中
    佐藤 貴子/AMP WORKS/Myokuf
ヘアメイク : 小林 幸子
かつら : 細野かつら

題字 : 富永 泰弘
宣伝美術 : Makoto Kagawa (STUDIO-N)
パンフレット制作 : 辻田 留菜/Makoto Kagawa
D T P : 西村 淳一 (function limited)
写真 :
[ キャスト / パンフレット ] 坂本 貴光
[ 公演 / パンフレット ] 野々宮 宏樹 (DS Lab)
             宮下 徳雄
             芹沢 華音

[ パンフレット ] 新宮 夕海
          東 達也
          Makoto Kagawa
          Ryo Matsushita
撮影 (ムービー) : 高岡 真也

制作統括 : 駕川 慎 (武楽座)
制作協力 : 株式会社アンクリエイティブ
広報 : 千田 浩司
演出助手 : 小山 柚香
企画協力 : 井谷 直義
      遠藤 胤也/三治 和孝/原 純一
      野々宮 宏樹/鈴木 薫子
協力 : アルティスタジャポネーゼ

後援:TBS/イタリア大使館

主催 : 武楽座/武楽-BUGAKU- | Samurai Art

 


■ 「武楽」(ぶがく)とは?

日本映画祭」 in フィレンツェ オープニングアクト (2011 / イタリア 世界遺産フィレンツェ/サンタクローチェ聖堂)

「武楽」は、武士がたしなみとした文化を元に、武道と能などの伝統芸能を組合わせた総合藝術です。

武士の美意識を意味する「武の美」をテーマに、「武道の芸術性をアートに昇華する」ことを命題とする「武楽」の演武は、勇壮で躍動する武術の技と、武士文化である能楽の幽玄や優美な舞が融合し、武道や伝統芸能の新たな楽しみ方を見せてくれる舞台表現です。

2020-2021年に15周年を迎える。 GUCCI創業家4代目グッチオ・グッチ氏より「芸術だ」と賞賛される。2019年ミラノ公演・武楽『信長供養』で参加した国際演劇賞にて、観客賞・最高位賞 「1st Premio Del Pubblico」 を受賞。

イタリア、フランス、イギリス、ドイツ、中国、台湾、ブラジルなど国内外で公演や稽古などの文化交流活動を行い、代表 源 光士郎 は、織田信長役ソリストとしてフルオーケストラとの共演を重ね、土方歳三役で映画主演を勤めるなど、その活躍の場を広げています。

演武・講演・展示や稽古を通して、「武道」「サムライ」「日本伝統文化」「現代アート」など多彩な視点で、日本の美と「和を貴ぶ心」を世界に発信しています。 また、武道を含む武士の思想・哲学、教養、装具などの武士文化の芸術的昇華と文化的価値の再評価を目指す 【サムライ・ルネサンス】という芸術運動(アート・ムーブメント)でもあります。

 


■ お客様のご感想より

「日本人としてのDNAに驚くほど響いた」
「本当に素晴らしい舞台に鳥肌が止まらなかった。刺激満載!」
「鑑賞後、自分自身の在り方生き方と深く向き合うに至った」
「修羅の道を抜けて「美」に至る姿、
しかと目と耳に肝に焼き付けることができた」
「志・仁・義・礼・知・信・克己。今日の光景はしっかりと残像として自分に残っている。武士道の心得であり人の世の大切なことを伝えてくれる作品だった」
「『神曲』と能と言われても最初はピンと来なかったが、舞台を鑑賞して、なるほど、これはと納得した」
「日本伝統文化を初めてカッコいいと思った」
「やっていることが新しすぎて、感想が出るまで一晩かかった!」

武楽『神曲 修羅六道』 より / 源 光士郎・南 圭介 (2022年5月1日 東京芸術劇場 プレイハウス)

■ 席種/チケット料金

SS席 17,800円(豪華公演パンフレット特典付き)
S席 9,800円
A席 5,000円[演出上、一部のシーンで舞台が見切れる席です]
(税込/全席指定)

◆ SS席 特典

【 内容 】
武楽『神曲 修羅六道』 豪華公演パンフレット
(130P / 販売価格 3,000円のもの)

出演者のビジュアルフォトや過去公演の舞台写真、作品解説や脚本の全現代語訳、「武楽」「武の美」についての紹介、そして各界からの多くの応援コメントが掲載され、新たなページも追加された豪華版公演パンフレットがチケット代に含まれております

【お受取り方法】
当日入場されましたら、場内ロビーの【 SS席特典 公演パンフレットお渡し 】 デスクにお越しいただき、チケットの席種をご提示の上お受け取り下さい。


■ チケット発売

[ カンフェティ ]

https://www.confetti-web.com/bugaku2022/

お電話予約: 0120-240-540
(受付時間 平日10:00-18:00 ※オペレーター対応)

*カンフェティでのみ 出演者別扱い にてチケットをご購入いただけます。

 

[ TBS チケット ]

http://www.tbs.co.jp/event/

[ イープラス ]

https://eplus.jp/sf/detail/3725690001

[ チケットぴあ ]

https://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2234884

[ Peatix ] (席種のみ選択 / 座席指定不可)

https://bugaku2022.peatix.com/

 


◆ お客様への注意事項/よくある質問

◆ 新型コロナウィルス感染拡大防止にご協力ください。
・ 会場内スタッフはマスクを常時着用致します。
・ ご来場及び館内においては、マスクを着用いただきますようお願いいたします。
・ 発熱、咳などの症状がある方、体調のすぐれない方はご来場をお控えください。
・ 大声・嬌声は、客席、ロビーに関わらずお控えください。
・ ご来場のお客様は、終演後30分以内に館内から御退出ください。

◆ スタンド花、楽屋贈答花 等について
・ 会場の規定により、会場ロビーへのスタンド花、楽屋への贈答花の配送等は受け付けておりません
・ 新型コロナウィルス感染拡大防止の観点より、お客様の楽屋挨拶は承っておりませんのでご了承ください。

◆ その他
・ 上演中の写真・映像の撮影は固くお断りいたします。
・ 本公演は映像撮影を行います。上演中の発声はお控えください。
・ 演出の都合上、上演中の客席への出入りはお断りする場合がございます。会場スタッフの案内に沿っていただきますようお願い申し上げます。
・ 未就学児童・乳幼児のご入場はご遠慮ください。
・ 新型コロナウィルスの影響により、延期または演出・出演者が変更になる場合がございます。

皆様のご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


◆ 武楽 『神曲 修羅六道』 公式WEB
https://bugaku.net/shinkyoku2022-11/

◆ お問合せ
武楽座 公演事務局
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