2015年11月23日 ·
全日本刀匠会４０周年記念
刀KATANA-千年の伝統と未来への挑戦-
が11月20日に東京白金台の八芳園にて開催されました。
約１年の渡り、全日本刀匠会の若手刀匠による実行委員会がZENDEN様との協力で準備を進めて参りました。
その報告を遅ればせながら、させていただきます。
主催者として一日動き回っていたため写真が少ないのはお許しください。
昼間は「触れて感じる日本刀の美」と題して現代刀鑑賞会。
これは手に取って現代刀の魅力と美しさを、それを製作した刀鍛冶自らが解説し、みなさんと交流し楽しんでいただこう、という企画でした。
初心者講座を全員に受講していだだき、まず鑑賞マナーを学んでいただくことからスタートしましたが、これが非常に好評だったようです。
その後の鑑賞も非常に楽しくすごせたと、皆様からお言葉をいただき、刀匠会一同喜んでいるところです。
夜は八芳園ジュールに会場を移し
「刀鍛冶がもてなす晩餐会」を開催いたしました。
これは私たち刀鍛冶がホストとなり、日本刀ファンのみなさまをおもてなし、楽しんでいただこうというものです。
会場では刀匠会の歴史を短くまとめた映像を皆様に見ていただいた後に、実行委員長として私、晶平がみなさまに決意表明をし、三上貞直刀匠会会長の挨拶と続きます。
役250名のお客様と50名の刀匠会員はじめスタッフで埋め尽くされた会場をみて、会長　三上の挨拶の言葉は感動で震えておりました。
その後は、おいしい料理をいただきながら
武楽座　源光士郎様による「邪気払い」の演舞が、八芳園の美しいロケーションを使った素晴らしい演出で披露され、また、お守り刀ファッションショーも会場をいっそう華やかにしました。
全日本刀匠会と現代刀のイベントでこれだけたくさんのお客様が集まってくださり、みなさんが楽しかった！すばらしい一日だった！と笑顔でお声をかけてくださったのは、私たちにとって何よりもの喜びでした。
この日のために、多くの皆様のご協力、ご支援をいただきました。
協賛企業の皆様、
八芳園様
ZENDEN木村麻子様はじめスタッフの皆様、
武楽座の皆様
ありがとうございました。
全日本刀匠会は新たな一歩を踏み出します。

写真提供：村重 亮